月にはウサギがいるっていいますよね?
ちょっと月のことを調べてみました。


○「月のうさぎ」はインドに起源あり!という説
 (仏教説話)→(中国)→(今昔物語、沖縄や日本各地の民話)
「あるときインドラ(神様)が老人に身をやつして森へやってきた。
 森の動物たちは空腹のインドラをもてなすために
 食べ物をとってきたが、ウサギは何も持ち帰ることができなかった。
 ウサギは火を焚き、その火中に我が身を投じ
 『私を食べて下さい』といった。この献身に感動したインドラは
 ウサギを月の宮殿に住ませることにした。」

○ヨーロッパでは「月の男」がいる!
月は、太陽とは対照的に「不気味な夜の支配者」というイメージから
「悪」や「死」「醜さ」と結びつけられることが多く
長く見ていては行けないモノとされているらしい。
ドイツ、フランス、イギリスなどで一般的な「月の男」は
「罰として月に閉じこめられた罪人」なのである。
天体への信仰は早い時期に薄れてしまったようだ。

○中国では月にガマガエル!
「女性が不死のクスリを盗んで月へ逃げて
 ガマガエルになり、クスリを臼と杵ですっている」
無論ウサギがいるという地域もあるが・・・
広い中国には怖い女がいるという説話もあるという。
※インドから中国を経由して日本に入った「ウサギの餅つき」は
 「ウサギ」と「臼と杵でクスリをすっている」が混ざってしまったという説も。

○各国では・・・月の中に何がいる?(黒斑は何にみえる?)
<グループ1 月は美しいと思っている国=幻想的 全世界に流布>
 日本=ウサギが餅をついている
 韓国=ウサギが餅をついている
 モンゴル=ウサギ
 台湾=ウサギ。天女がウサギになったという伝説がある
 バリ島=縫い物する女「あなたは月のようにキレイ」と女性を誉める
 インド=ウサギ、シカ、腰の曲がったおばあさん
 アメリカ=ウサギ、腰を曲げシカに餌をやる女

<グループ2 月を不気味と思っている国=流刑の地>
 イギリス=月の男
 ドイツ=月の男 「はやく寝ないと月のオトコが見ている」という子守歌あり
 デンマーク=月の男
 フランス=月の男(悪魔)、薪を担ぐオトコ
 北朝鮮=水くみするオトコ
 ロシア=水桶をかついだオトコ、カエル、
 中国=ガマガエル、カニ、強欲なオトコ

<番外編   自然派???>
 ケニア=象
(アフリカでは国や地域によっていろんな野生動物がいるという)
※特に謂われや説話はないようで。。。

  -----------------------------------参考文献「世界の太陽と月と星の民話」